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大阪の住宅メーカー「泉北ホーム」のプレミアムパッケージで契約を行い、家づくりを本格的に開始して、早くも半年以上が経過していました。
間取りが決まり、住宅設備が決まり、着々とマイホームが形作られていくのを感じつつ、打ち合わせも無事に終える事が出来て、ホッと一息と言いたい所ですが・・
安心したのも束の間、まだまだ決めなければいけない事が沢山あり、そのうちの1つが「地鎮祭(じちんさい)」をやるのか、やらないのか、という事なのです。
こちらの記事では
1.地鎮祭とは、どういったものなのか
2.地鎮祭を行う事を決めた理由
3.当日の服装や費用について
上記3点を中心に書いています。
地鎮祭について、お悩み中の方々の参考になれば幸いです!
地鎮祭は家づくりのスタート地点!必要か不必要か考えてみた
「何となく聞いた事がある言葉」ランキングがあるなら、人によっては上位になるであろう「地鎮祭」
正直に言うとですね、私自身最初は「じ、じ、じちんさい?」ってな感じで、読み方も曖昧な状態でした。
地鎮祭とは?
これではいかんと、色々と調べてみた結果、地鎮祭とは・・
建物の新築や土木工事の起工の際などに、その土地の神様を祀り、工事の無事進行・完了と土地・建造物が末長く安全堅固であることを祈願するために、おこなわれる祭りです。
一般には「じまつり」などとも呼ばれ、国土の守護神である大地主神おおとこぬしのかみと、その地域の神様である産土神うぶすなのかみ、またその土地の神々である「此の地を宇志波伎坐うしはきます大神等」をお祀りします。
引用元:神社本庁公式HPより抜粋
私自身、神社に直接赴き、宮司さんにお話しを聞いてみた所、
「いきなりお家が建ちますと、地域の神様がビックリされますので、ここにお家を建てます、という事をお伝え致します」
「ただ、必ず行わなければならないというわけではないので、ご判断してください」との事でした。
地鎮祭をやろうと決めた我が家の理由
嫁ちゃんは「どちらでも」というスタンスでしたし、住宅メーカー「泉北ホーム」からも、やってくださいという事も無く、営業さんから何度か「施主様にお任せします」といった事を伝えられていました。
正直言うとですね、費用も掛かるだろうし、何となく大変そうなイメージもあって、「やめとこうかな」と最初は考えていましたが・・・
家づくりの打ち合わせが進むにつれて、「やっぱりやろう」という気持ちが強くなっていったのです。
1.工事をして頂く方々の安全のため
地鎮祭は、建物の建築が始まる前に「工事の安全と完成をお祈りする儀式」です。
お仕事といえばそうかもしれませんが、現場というのは、常に事故の危険が伴うものだと思いますし、何事もなく無事に、お家が完成してくれたほうが良いに決まってます。
現場監督さんへの挨拶も兼ねて、地鎮祭をしっかりと行い、工事に関わって頂ける方々の安全をお祈りしたいと、考えるようになりました。
2.家族である娘ちゃんのために
我々夫婦にとっても、娘ちゃんにとっても、何十年とお世話になるであろうマイホーム。
家づくりを始めた元々の切っ掛けとして、娘ちゃんの誕生があるのですが、地鎮祭を行う意味の1つに「住む人の繁栄を祈る」というのがあります。
嫁ちゃん、娘ちゃん。
将来的に何があるかわからないですが、家族が無事に過ごしてくれたら、それは自分自身への健康にも繋がっていくわけです。
「安全・安心に暮らしていけるように、神様へのご挨拶と共に、家族をお守り頂けるようにお願いしたい」気持ちが、日に日に強くなっていったのです。
3.神社・仏閣が好きだから
若い頃は、初詣くらいにしか神社に行かなかった私ですが、心から落ち着ける空間として「神社・仏閣」が、年を重ねるにつれて好きになっていきました。
地鎮祭をお願いした神社は、初詣以外にも、嫁ちゃんと散歩がてら立ち寄ったりする事が多い神社でもあります。
しっかりと地鎮祭を行う事によって、神様との結びつきも強くなるのではないか、と考えるようになったのです。
地鎮祭当日の服装と日取り、費用はどれくらい?
服装は、様々なサイトを確認しましたが、「普段着でも良い」「正装が望ましい」「フォーマルな服装」など、特に「絶対的な決まりは無い」ようですね。
自宅・個人宅の場合は、ある程度の「清潔感とキチンとした身なり」で挑めば問題ないようです。
サイトによって微妙に違ってたりするのですが、我々夫婦が出した結論はというと・・
お祝いの儀式となりますし、私と嫁ちゃんの両親や妹夫婦さんも来てもらえるので、普段着ではなく、我々夫婦は「スーツ」で参加する事を考えています。
個人的にですが、普段着ではなく「スーツ」のほうが、気持ちも引き締まって良いのではないかと思いますね。
ベストは日取りは?
カレンダーに書いてある「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」は、「六曜」という中国から伝来した考え方で、近年で最も一般的な考え方ではないでしょうか。
六曜とは?
先勝(せんしょう) | 「先んずれば即ち勝つ」の意味で午前は吉、午後は凶。何事も急ぐと吉 |
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友引(ともびき) | お祝い事では大安の次に良い日。朝晩は吉、昼は凶 |
先負(せんぶ) | 先勝の反対で「先んずれば即ち負ける」午前は凶、午後は吉 |
仏滅(ぶつめつ) | 六曜における大凶日。お祝い事やお見舞いなども控えるのが良い日 |
大安(たいあん) | 「大いに安し」何事においても吉となり、成功以外ありえないとされる日 |
赤口(しゃっこう) | 午の刻(午前11時~午後1時ごろまで)のみ吉で、それ以外は凶 |
ベストは「大安」で、その次に時間帯によっては「先勝」「友引」と続きますが、一番避けたいのは「仏滅」ですよね。
「十二直(じゅうにちょく)」とは
そして、その日の運勢を占う、暦注(れきちゅう)の1つである「十二直(じゅうにちょく)」
建(たつ) | 万物を建て生じる日で吉日。開店・移転・結婚など吉。土木工事は凶 |
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除く(のぞく) | 障害を取り除く日で吉日。井戸掘り・治療の開始・祭祀など吉。婚礼・勝負事など凶 |
滿(みつ | 全てが満たされる日で吉日。家づくり・祭祀・祝い事など吉。土木工事・服薬など凶 |
平(たいら) | 物事が平らかになる日で吉日。婚礼・祝い事などは吉。 |
定(さだん) | 善悪が定まる日で小吉日。結婚・結納などの祝い事が吉。旅行・訴訟など凶 |
執(とる) | 執り行う日で小吉日。祭祀・婚礼などの祝い事が吉。金銭の出入りなど凶。 |
破(やぶる) | 物事を突破する日で凶日。訴訟や談判などは吉ですが、婚礼やお祝い事などは凶 |
危(あやぶ) | 物事を危惧する日で凶日。祝い事や祭礼は吉ですが、何事も控えめが良い日 |
成(なる) | 物事が成就する日で小吉日。建築・開店などは吉。訴訟・談判は凶 |
納(おさん) | 物事を納め入れる日で小吉日。収穫・商品購入などは吉。結婚・お見合いなどは凶 |
開(ひらく) | 開き通じる日で半吉日。建築・移転・結婚などは吉。葬式など不浄事は凶 |
閉(とづ) | 閉じ込める日で凶日。金銭出納・建墓などは吉。婚礼や開店など祝い事は全て凶 |
北斗七星のある方角を元に、日取りの吉凶を占うのが「十二直」で、上記の12種類に分けられています。
六曜より、さらに細かく良い事、悪い事が分けられている印象で、昭和初期頃までは、歴注の中でも最重視されていましたが、近年は以前ほど使われなくなっているとの事。
建築での吉日は、「建(たつ)」「満(みつ)」「平(たいら)」「定(さだん)」「成(なる)」「開(ひらく)」となり、それ以外はあまり良くない日とされています。
我が家は「仏滅」で「破」の日でした
ちなみに、我々夫婦が地鎮祭を行う予定の2021年1月23日は、残念ながら「仏滅」となり、「十二直」では「破(やぶる)」となります(;^_^A
しかも「降水確率が90%」と、何とも言えない日ではありますが、スケジュール的にその日しか無理でしたし、宮司さんに確認したのですが・・
「神道ですので、六曜は関係ありませんのでご安心頂ければ」という事でした。
「雨は土地を清めてくれる」との事ですし、twitterの親愛なるフォロワー様からは「雨降って地固まる」というお言葉も頂きましたので、最終的には気の持ちよう次第で、何とかなると考えています。
神主さんにお支払いする謝礼の相場は2~3万ほど
依頼する神社によって異なると思いますが、神主さんへの謝礼は、全国的な相場で「2~3万ほど」との事。
お供え物の費用は1万円ほど
神主さんにお支払いする費用とは別に、「お酒・水・塩・米・野菜・魚などのお供え物」を用意する必要があり、かかる費用は「1万円」ほど。
神主さんが車で来られる場合は「お車代」が必要
自家用車やバイク、もしくはタクシーで来られる場合でも、「1万円ほど」のお金を、白封筒に「お車代」として包みます。
我々夫婦の場合、神主さんにお渡しする金額は4万円
地鎮祭を依頼した神社では「4万円コース」と「5万円コース」の、2パターンありましたが、神主さんへの謝礼、お供え物、お車代、全てコミコミ「4万円コース」でお願いしました。
4は不吉な数字だと思うのですが、4万円と言われましたので良いという事で。
お値段の違いは「お供え物」が変わるとの事で、「4万円コースではスルメ」、「5万円コースでは鯛」になるとの事。
地鎮祭での、のし袋の書き方
使用する「のし袋」ですが、「蝶結びの水引」もしくは「淡路結びの水引」を使用します。
祭事の後に、神主さんに「のし袋」に入れた謝礼をお渡しするのですが、下記画像のように、「初穂料」もしくは「玉串料」と手書きで書き込み、「名前」の部分には、世帯主のフルネームで書く形となります。
ちなみに、のし袋にも「格」が存在しまして、上記の印刷水引では「1万円まで」となっており、今回お渡しする「4万円」では、釣り合いません。
Amazonでも人気で、実際に地鎮祭で使用された方もいるようですが、
「水引が紅白で蝶結びのもの」
「水引を取り外せて、中袋がついてるもの」
を使用するのが一般的となっています。
上記で手書きで、と書きましたが「初穂料」などは、最近では印刷されているものを、そのまま使用する方も多くなっているようですね。
ちなみに「泉北ホーム」では、営業さん経由でテントやイスなどを用意してくれる「設営会社」に連絡をしてもらい、規模によりけりとの事ですが、費用は「2~3万」ほどになるとの事。
こちらも住宅メーカーによって異なると思うので、事前にしっかりと確認をしておいたほうが吉です。
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我が家で、実際に地鎮祭を行った当日の様子です
費用はそれなりに掛かりましたが、思い出に残る良い式となりました。あと少し後悔ポイントについても書いています(^▽^;)
簡易式となりますが「上棟式」も行いました。
当日の用意するものや全体の雰囲気。ご祝儀の有無についても書いています!
最後に 我々夫婦の場合、総額で7万円ほどの費用が発生
神主さんにお渡しする謝礼「4万円」と、泉北ホーム経由でお願いしたテントやイスなどを用意して頂ける「設営会社」に約2~3万、合わせて「7万円」ほどの費用が発生する形となりました。
これだけの金額、家のオプションで、あれこれ付けられたなあ・・とか、思ってしまいましたが、
一生に一度となるであろう「地鎮祭」
気持ちの持ちようも大きいとは思いますが、家づくりのスタート地点と考え、当日を迎えたいと思います。
さてさて、ここまで読んで頂きありがとうございます!
次回「雨が降る地鎮祭当日の様子!やって良かったと思う事と後悔について」に続きます!