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大阪の住宅メーカー「泉北ホーム」のプレミアムパッケージで契約を行い、待ちに待った着工が、2021年3月3日から開始!
こちらの記事は「窓ガラス・サッシの取り付け完了【泉北ホーム新築工事】~着工60日目~」からの続きとなり、2021年5月1日の時点で、「着工61日目」を迎えました。
内部造作工事が進行中ではありますが、今回はインナーバルコニーの「FRP防水」についての記事となります。
【泉北ホームで家づくり】造作工事が進行中!FRP防水の施工
敷地面積125.18㎡(37.86坪)、総施工面積110.97㎡(33.56坪)の、ツーバイフォー工法の2階建て。
これまでの道のりとして「基礎工事」「建方工事」「造作工事」と続いてきましたが、それぞれの工事の初日は下記となります。
着工の始まりとなる「基礎工事の初日」
構造体の組み立てが始まった「建方工事の初日」
内装工事の下準備となる「造作工事の初日」
さて、着工60日目までの様子は下記の通り!
大きな変化と言えば、1~2階に「YKKAPの防火仕様APW330」が設置されていた事ですね。
他にはインナーバルコニーの床の下地が打ち込まれていたりと、着実に造作工事が進行していっています。
着工61~62日の様子 インナーバルコニーの防水処理
GWに入った5月1日(着工61日目)、この日は土曜日となりますが、1階を1人で、2階を2人の大工さんに担当してもらい、作業がトントンと進められていたようです。
ハシゴを使って、2階を見学し、気になっているインナーバルコニーを見ると・・
泉北ホームの標準 FRP防水について
住宅の勉強をする前までは、「FRP防水」というのを聞いた事がなくて、そこまで重要視していませんでした(^▽^;)
調べて見るとですね、建売住宅や注文住宅、マンションのバルコニーやベランダーなどで、日本で最も多い防水処理が「FRP防水」です。
泉北ホームや、殆どの住宅メーカーでは、特に変更が無ければ、バルコニー・ベランダは「FRP防水」になるようです。
FRPとは?
「FRP(エフアールピー)」とは、「Fiber(ファイバー) Reinforced(リーンフォースド) Plastic(プラスチック)」の略となり、「繊維強化プラスチック」と呼ばれています。
上記の記事でも書きましたが、一般家庭の浴槽として普及しているだけでなく、貯水槽や浄化槽、モーターボートなど、多岐にわたって幅広く使用されています。
FRP防水とは?
雨や紫外線にさらされる事になるベランダやバルコニーですが、防水処理を行わないと、家にダメージが浸透してしまいます。
様々な防水処理がある中で、「FRP樹脂と補強材のガラスマットを組み合わせて防水層を作る工法がFRP防水」となります。
FRP防水のメリット・デメリット
我が家でも見学した日に、インナーバルコニーの「FRP防水」の施工が行われていました。
FRP防水のメリットとしては、お風呂の浴槽にも使われるなど「軽量」で、つなぎ目が無いので「高い防水性」を誇り、屋上の駐車場にも施工されるなど、耐荷重性・耐摩擦性に優れており、「塗装が剥がれにくく、とにかく頑丈」です。
良い事尽くめにも見える「FRP防水」ですが、デメリットも存在します(^▽^;)
下記は、我々夫婦が住んでいる賃貸マンション、「FRP防水」が施されたバルコニーの床面の写真です。
振動や摩擦に強いのですが、本質がプラスチックのために紫外線に、長期的に紫外線に晒されると「劣化してひび割れ」を起こす場合があります。
固いのは利点とはなりますが、伸縮性が殆どないので、変形量が多いとされている木造建築とは相性が悪く、どちらかというと、変形量の少ない鉄骨造・コンクリート造の住宅との方が相性は良いとの事。
「木造って、我が家やんけ!」
とか、一瞬思っちゃいましたが、ツーバイフォー工法となるので、全体の変形量は抑えられる(んですかね?)と思いますし、一般的な大きさのベランダ・バルコニーでしたら問題はないようです。
「我が家は通常より大きめのインナーバルコニー(4帖)やけど!」
とかも思っちゃいましたが、木造でも広い面積(10㎡以上)、6帖程の大きさまでなら、施工は可能のようです。
インナーバルコニーには屋根があるので、風雨や紫外線に、そこまで晒される心配は少ないのかもしれませんが、それでも絶対に濡れてしまうと思うので、将来的にどうなるのか、心配ではあります(^▽^;)
FRP防水の寿命とメンテナンス費用
表面の樹脂を塗り替えていく作業は5~6年に一度、FRP自体の寿命は、10~12年程のようです。
メンテナンス費用となると、業者や時期によってピンからキリまであると思うので、一概には言えませんが、10年後には、何十万円単位で費用が発生するのではないかと💦
かなりの出費となりますが、少しでも長く長持ちして欲しい所です。
金属防水「スカイプロムナード」
FRP防水で、将来的に「ひび割れ」が発生してしまうと、そこから雨漏りや水漏れなどのリスクが高まってしまいます。
ホームセンターなどで売られているグリーンマットやタイルなどを敷いて、紫外線対策は可能ではありますが・・・
オプションになるようですが、泉北ホームの施主様で多く採用されているのが栄住産業の金属防水「スカイプロムナード」
画像引用元:
メーカー保証は10年となりますが、実質的にノーメンテが可能なようで、最初の予算は上がりますが、長期的に見たらお得な工法のようです。
我が家は、こういった情報を知る前に打ち合わせが終わったので、「後の祭り\(^o^)/」ではありますが、打ち合わせ中の方や、これから家づくりを考えられている方は、選択肢の一つとして、ぜひ営業さんか設計士さんに相談してみてはいかがでしょうか。
1階天井 防音用のグラスウール
泉北ホームでは、壁や屋根の断熱に「フォームライトSL」、床下には「モコフォーム」と、両方とも「吹き付け断熱材」が使用されています。
上記写真はシステムバスを設置する場所ですが、なにやら隠れているように見えます。
聞いてみると、こちらは「グラスウール」を保管しているとの事でした。
グラスウールと言えば、日本で最も多く使用されている比較的安価な断熱材で、様々な住宅メーカーで標準仕様となっていますね。
どこで使うのだろうか、と調べてみたら、どうやら1階の天井に「防音対策」として敷き詰めるとの事。
ツーバイフォー工法の弱点の1つとして、「音がよく響く」というのがあります。
室外への「遮音性」と、「気密性」が高いのは利点なのですが、足音や何か物を落としてしまった際の衝撃音などが、気密性の高さ故に階下に響いてしまうのです。
メーカーごとに、対策の方法は数あれど、泉北ホームでは「1階の天井に、吸音性能に優れるグラスウールを敷き詰める」事によって、対策が施されています。
敷き詰められるのはもう少し先になりそうですが、タイミングあえば写真に収めようと思います(´・ω・`)
合わせて読みたい関連記事
泉北ホームとの出会いから、「営業さん」「設計士さん」「ICさん」との打ち合わせ内容、住宅設備のショールーム巡り、我々夫婦の感想など。
これまでの家づくりの流れを「打ち合わせを中心に、時系列に沿ってまとめた記事」となっています。
着工から基礎工事終了まで
2021年3月3日の着工日から、約1ヵ月後となる「基礎工事終了」までを、時系列にまとめた記事が下記となります。
泉北ホームで契約された方、家づくりがどのような形で進行していくのかなどなど、皆様の参考になれば幸いです!
最後に ベランダ・バルコニー無しも選択肢としてあり
昔ながらのお家ですと、ベランダ・バルコニーが設置されている家が殆どで、私自身、絶対に必要な存在だと思い込んでいました。
洗濯物を干したり、エアコンの室外機などを置くのが、当たり前だと思っていましたが、近年では「無くてもいっか!」という論調も多いようですね。
「ドラム式洗濯乾燥機」や「布団乾燥機」など、便利な家電が増えてきたのもありますし、将来的なメンテナンス費用が掛からないのも良いですよね。
せっかくの注文住宅ですし、長い目で見て、本当にベランダ・バルコニーが必要か、事前にしっかりと検討しておくのが良いと思います!
さてさて、ここまで読んで頂きありがとうございます!
次回「外壁に遮熱透湿防水シートが施工【泉北ホーム新築工事】~着工62~65日目~」に続きます!