閲覧ありがとうございます!GOSEです(^^)/
住宅メーカー「泉北ホーム」のプレミアプパッケージにて契約を行い、家づくりを開始していますが、大手ハウスメーカーから中堅ビルダー、そして地域密着型の工務店など、大阪だけでも様々な住宅メーカーを選択可能です。
選択肢が豊富にあるのは良いのですが、どこのメーカーがいいのか妻と喧嘩したり、1~2カ月の間に散々悩んだりと、決める前からこんなに大変なものなのかと痛感しちゃいましたね。
下記にて、大阪で建てる事が可能な「全国に展開している大手ハウスメーカー」について書いています。
大阪で注文住宅を建てようとお考えの、皆様の参考になれば幸いです!
大阪で注文住宅を建てる方にオススメのハウスメーカーについて
大手ハウスメーカーとは
「ハウスメーカー」とは、日本国内全域で建てる事が可能な、誰もが一度は聞いた事があるであろう住宅建設会社の事です。
主に鉄骨造を得意とするメーカーが大半で、工期が比較的短くて一定の品質が保たれているため、安心感が高いのがメリット。
ただその分、建物の建築費だけで「3,000万円以上」の費用が発生するなど、どうしても高価になってしまうのがデメリットとなります。
1.積水ハウス
大阪市大阪府北区に本社を置くハウスメーカー。
日本の一戸建て住宅において、着工数ナンバーワンの実績を誇る「積水ハウス」
鉄骨造を得意としていますが、「積水ハウス」オリジナルとなる木造住宅「木造シャーウッド工法」を手掛けるなど、「鉄骨」「木造」どちらでも建てる事が可能となっています。
何処の住宅展示場に行っても、ほぼ100%モデルハウスがありますね。
坪単価に関しては鉄骨造では「80~100万円以上」が相場となっており、木造でも「70~80万前後」となりますので、基本的に「3,000万円以上」の価格帯となります。
※セキス~イハウス~♪ってメロディが頭に沁みついてる人も多いのでは。
私も「積水ハウス」に「2,000万円代で建てる事が出来ますか?」と、営業マンに聞きましたが、「無理です」と言われてしまったのが忘れられないです。
構造躯体・防水の初期保証は「30年間」となり、大手ハウスメーカーとしては標準より優れている形となります。
2.セキスイハイム
積水化学工業住宅カンパニーのブランド名称となる「セキスイハイム」
設立は1947年、大阪市大阪府北区西天満に本店・本社を置いています。
上記の「積水ハウス」と名前が似ているので、何か関連性があるのかな?とか思ってたのですが、資本関係のない全くの別会社との事。
鉄骨造をメインとしていますが、「グランツーユーV」という2×6の木造系住宅も建てる事が可能となっています。
気になる坪単価は、鉄骨は「70~90万円」となり、木造でも「60~80万」程となるようで、「3,000万円」は超えると考えた方が良いかと。
特徴としては上記の動画でも歌っている「あったかハイム~♪」ですが、こちらはセキスイハイムの全館空調システム「快適エアリー」の事。
鉄骨造が苦手としている「断熱性・気密性」については、それなりの性能となるようですが、上記の空調システムと合わさって「冬に暖かい家」を建てたい方には向いてるハウスメーカーかと思われます。
初期保証は「20年間」となりますが、それ以降の延長制度はないとの事で、大手ハウスメーカーとしては少々物足りない形となっています。
3.ダイワハウス
大阪府大阪市北区梅田に本社を置く、1947年設立のハウスメーカー「ダイワハウス」
こちらも鉄骨造がメインとなりますが、近年では「ジーヴォグランウッド」という木造一戸建て商品も販売しているようです。
特徴としては、一般的な一戸建て住宅の天井の高さは「2m40cm」なのに対し、「ダイワハウス」の鉄骨造では「2m72cm」を実現し、天井が高く開放的な家を建てる事を得意としています。
坪単価は鉄骨造で「70~90万円」程となり、木造でも「75~85万円」程となるようですので、「3,000万円」以上が相場となります。
ハウスメーカーの例に漏れず、高価ではありますが2019年より、鉄骨造でも比較的安価な規格住宅「ライフジェニック」を販売しています。
詳しい価格や間取りについては、下記の記事を参考にしてみてください。
あと全体的にCMが面白い(ヘンテコ)事でも、話題になる事が多いメーカーですね。
初期保証期間は、「構造耐力上主要な部分」の20年保証となり、「雨水の浸入を防止する部分」の15年保証となるようです。
有償メンテナンスを行うと「最長50年間」に延ばせるようで、優れていると言えますね。
4.トヨタホーム
トヨタホームは、愛知県名古屋市東区泉に本社を置くハウスメーカーですが、日本を代表する自動車メーカ「トヨタ自動車」のグループ会社となります。
愛知県で人気のあるハウスメーカーではありますが、近畿圏では「トヨタホーム近畿株式会社」が担当してくれるようです。
ちなみにトヨタホーム近畿の本社は、大阪府大阪市西区立売堀にあるようです。
鉄骨造をメインに手掛けており、木造は取り扱っていませんが(分譲建売ではあります)、様々な価格帯の注文住宅(規格住宅)を建てる事が可能となっています。
坪単価は「60~90万」前後となり、「鉄骨ラーメン構法」「鉄骨軸組み工法」の2種類の工法で、頑丈な鉄骨造の住宅を建てる事が可能となっています。
またセミオーダー式の規格住宅を建てる事が可能で、そちらは坪単価「50~60万円」となるようです。
上記のダイワハウスの「ライフジェニック」と同じですね。
トヨタホームのCMって殆ど見た記憶がないのですが、愛知県ではよく流れてたりするのでしょうか?
鉄骨造って、どうしても「断熱性能・気密性能」が弱点となりますが、その点を空調システムで補っているように思えます。
初期保証は「30年間」となりますが、雨水侵入は「15年」になる、有償メンテナンスを受ける事により、最長「60年間」まで伸ばせるようです。
5.パナソニックホームズ
大阪府豊中市に本社を置く住宅総合メーカー「パナソニックホームズ」は、家電メーカー「パナソニック」のグループ会社となります。
以前は「パナホーム株式会社」でしたが、2018年に現在の社名に変更したようですね。
首都圏などの一部の地域で木造住宅も手掛けているようですが、基本的にはパワテックという独自工法の、鉄鋼造りがメインとなります。
坪単価は「70~100万円」程となるようで、3~9階建ての多層階住宅も建てる事が可能となっています。
住設に関して、スタイリッシュなパナソニック製が標準装備となり、断熱性能も鉄骨造にしては高めの「UA値0.6以下」となるようです。
また保証期間に関しては2019年より「35年あんしん初期保証」が新しく導入されています。
こちらは、構造躯体(構造耐力上主要な部分)の初期保証が「35年」に、防水(雨水の浸入を防止する部分)が「30年」になるとの事。
そして「60年長期保証システム」も用意されるなど、以前は初期保証20年とかだったので、かなり充実した内容に一新されています。
6.ミサワホーム
「初代ミサワホーム株式会社」の設立は1967年となりますが、他のミサワグループの移転などもあって、2003年にミサワホームホールデイングス株式会社として設立。
上記の初代を吸収合併し、ミサワホーム株式会社(2代目)として、東京都新宿区に本社を置いて誕生したのが2007年となります。
特徴としては、「木質パネル接着工法」による「モノコック構造」が売りの、木質パネルを用いた家を建てる事が可能となっています。
ミサワホームのモノコック構造の家とは、壁や床などを一体化し、6面全てを箱型にする事により、外圧を建物全体で受け流す工法の事で、2×4工法や2×6工法と言った方が分かりやすいかと。
モノコック構造で「南極・昭和基地の移住棟」を建設したのも有名なお話で、40年以上も使われているとの事で、技術力の高さが伺えます。
坪単価は「60~80万円」程となりハウスメーカーとしては、比較的価格は抑えられてる印象。
メインの木質パネルをミサワホームの工場で生産しているので、品質にバラつきが殆ど無く、工期も短くなる(55日程のようです)のもメリットの1つです。
最大の特徴が、天井高140cm以下の「蔵(くら)のある家」ですね。
オプションになるようですが、ミサワホームで家を建てる方の多くは「蔵(くら)のある家」が目当てではないでしょうか。
また1990年代から30年間連続で「グッドデザイン賞」を受賞するなど、デザイン面でも優れているハウスメーカーです。
保証内容ですが、2020年4月に最長クラスとなる構造体初期保証を30年から「35年」に、防水保証も15年から「30年」に延長。
業界最長クラスの補償内容となっています。
7.旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
1972年に設立され、東京都千代田区に本社がある「旭化成ホームズ」
「旭化成ホームズ」が正式な社名となりますが、商品ブランド名である「ヘーベルハウス」のほうが馴染みがありますよね。
特徴としては、鉄骨造のみを扱うメーカーで、1~2階建ては「軽量鉄骨」、3~4階建ては「重量鉄骨」となります。
坪単価は1~2階建てでは「70~90万円」程となり、3~4階建てでは「90~120万円」以上となることが多いようです。
鉄骨造となりますので、「耐震・免震・制震」に関しては問題なく頑強な作りとなっており、他社より優れている点として、まず第一に挙げられるのが「比類なき壁」ではないでしょうか。
経年劣化が殆どなく60年は持つそうで、重量感・高級感・強度などなど。他社と比較出来ない程に優秀な外壁との事。
鉄骨造の宿命である「気密・断熱性能」はお世辞にも良いとは言えないですが、普通に生活する上では問題ないレベルでしょう。
初期保証期間は30年となっており、60年点検システム「ロングライフプログラム」を利用可能と、かなり厚めの内容となっています。
まとめ 大手ハウスメーカーの安心感と利点
どの大手ハウスメーカーでも、注文住宅を建てるとなると、建物代だけで「3,000万円以上」は掛かってしまいます。
価格帯だけで見ると、「1,000~2,000万円」で建てる事が可能な「ローコストメーカー」や「地元工務店」には劣りますが、「鉄骨造」の頑丈さや、全国展開している「ブランド力」が強み。
あとは初期保証が手厚い事が多いのも特徴で「20~30年」がベースとなり、「60年保証」を謳っているメーカーもありますね。
「ローコストメーカー」では、法律で義務付けられている「10年保証」がメインな事が多いので、20~30年以上のスパンで見ると、メーカーによっては価格帯はトントンになる事もあるかもしれません。
総合的に見て、「気密・断熱」「ブランド力」「耐震性」など、何を重視するかによって必然的に、どこのハウスメーカーで建てるか決まってくるはず。
一生に一度となるであろう「マイホーム建築」、しっかりと吟味して考えていきたい所ですね。
さてさて、ここまで読んで頂きありがとうございます!
次回に続きます!