泉北ホームで家づくり!GOSEのマイホーム建築ブログ

住宅メーカー【泉北ホーム】のプレミアムパッケージで家づくり!初めての注文住宅、分からない事だらけですがリアルタイムで記事を更新しています。

【YKKAP】の高性能な樹脂窓「防火仕様APW330」のメリット・デメリットについて

f:id:GOSE:20200927133134j:plain

閲覧ありがとうございます!GOSEです(^^)/

 

泉北ホームのプレミアムパッケージで契約を行い、住宅設備の仕様をチェックするために、各社ショールームに赴く日々を過ごしています。

 

前回は、大阪梅田にある「大阪コラボレーションショールーム」に見学しましが・・

 

最初は「どのメーカーも変わらないだろう」とか思っていたのですが、調べれば調べるほど、それぞれに特徴や強みが合って奥が深いなあと感じています。

 

今回ご紹介するのは、「窓サッシ」や「玄関ドア」などで、LIXILに次いで国内シェア2位となる「YKKAP」の「防火窓APW330」です。

 

高気密・高断熱の家を建てるには絶対に拘りたい部分ですね。皆様の参考になれば幸いです!

泉北ホームで家づくり!【YKKAP】の防火窓APW330をご紹介

泉北ホームのプレミアムパッケージでは、「LIXILのサーモスXトリプルガラス」が標準装備となっており、住宅の勉強をする前は「何となく窓はトリプルガラスが良い」とか考えてたので、泉北ホームって凄いなあ~と感動していたのですが・・・

 

我が家を建てる予定の地区は「準防火仕様」ですので、上記の窓サッシは採用する事が出来ず、費用も約100万ほどは上乗せされるばかりか、若干性能が落ちる「防火戸サーモスX」か「防火窓APW330」が標準装備になるとの事でした。

 

LIXILの 「防火戸サーモスX」については下記の記事にてご紹介しています。

www.gosekun.com

仕方ないとは言え、追加の費用も掛かるし、防火仕様にすると性能も落ちてしまうようで、正直ガッカリはしてしまったのですが・・

樹脂窓で高性能な防火窓「APW330」

防火窓「APW330」の基本的なスペックですが、YKKAPの公式HPで書かれていたのは「Low-E複層ガラス ニュートラル・アルゴンガス入」

 

「耐熱強化複層ガラス仕様」ですと、熱貫流率が「1.55W/(m²・K)」となり、「網入複層ガラス仕様」ですと、「1.60W/(m²・K)」になるようです。

f:id:GOSE:20200927121642j:plain

上記写真は、我々夫婦が住んでいるマンションの網入り窓です。曇りガラスとなっていますが、夏は暑く熱気が籠り、冬になると結露が半端なくて、カビが大変な事になってたりします。

 

住宅にとって「結露」は天敵で、住んでいる人の健康面にも良くないですし、住宅自身の寿命も縮めてしまうのです。

熱貫流率とは?

普段の生活で「熱貫流率」って単語を聞く機会は少ないと思いますが、「定義やら理屈」について調べると、どうやら「壁体などを介した2流体間で熱移動が生じる際、その熱の伝えやすさを表す数値」との事。

 

あまり難しい事はわかりませんが、分かりやすく単純に考えて「数値が低い方が結露が起きにくく、暑さ寒さに強い」というわけです。

 

ちなみにLIXILの 「防火戸サーモスX」の「熱貫流率」は「1.58W/(m²・K)」となり、「耐熱強化複層ガラス仕様」には劣り、「網入複層ガラス仕様」では勝っている事に成りますね。

 

デザイン面や熱貫流率の数値も悪くなるので、網入は嫌だと思っていたのですが、シャッターが利用可能な窓は、通常の「耐熱強化複層ガラス仕様」になるとの事でした。

樹脂窓とアルミ樹脂複合窓のメリット・デメリット

「防火窓APW330」は、窓のフレームが樹脂製で出来ていますので、室内の暖かさを逃さず、室外の冷たい空気を室内に伝えにくくしてくれるのです。

 樹脂窓は性能面で優れているのが最大のメリット

「樹脂製フレーム」のほうが、一般的に広く使われている「アルミ」や「アルミ樹脂複合フレーム」よりも、「断熱・遮熱・気密性」に優れていると言われています。

 

LIXILの 「防火戸サーモスX」は「アルミ樹脂複合窓」となり、「熱貫流率」は殆ど変わらない形となりますが、「アルミで出来ている部分は、樹脂窓と比べて、結露が発生しやすくなるわけです」

f:id:GOSE:20200927130004j:plain

上記写真を見ると、外気温が「40.6℃」で室内温度が「24.4℃」となっています。見るのも嫌になる真夏日ですね。

 

「アルミ樹脂複合窓」ですと、室外温度「34.9℃」となり、室内温度は「30.1℃」となっていますが、樹脂窓ですと、室外温度「30.4℃」となり、室内温度は「29.1℃」となっています。

 

環境や家の状態によって100%とは言えませんが、夏だろうと冬だろうと、性能面では「防火窓APW330」に軍配が上がるというわけです。

樹脂窓のデメリットは窓のフレームが大きい

性能だけを見たら「防火窓APW330」ですが、樹脂サッシ全般の弱点が「窓のフレームが大きくなりがち」という点です。

 

担当してくれた「YKKAP」のアドバイザーさんに教えてもらったのですが、LIXILの 「防火戸サーモスX」は、フレームの部分が樹脂窓に比べて細くなっており、見た目もシャープでオシャレとの事。

 

スッキリとした印象で、眺望性や採光を少しでも多くとりたい、デザイン性を重視する方は「防火戸サーモスX」のほうが良いという事になりますね。

まとめ デザイン性を取るか性能をとるか

「YKKAP」と「LIXIL」、どちらも有名なメーカーではありますが、個人的には「LIXIL」の方が、若干知名度は上だと感じています。

 

他の住宅メーカーを検討していた際、キッチンなどの水回りを含め、様々な住宅設備で標準装備になっているのを見てきたので、何となく「LIXIL」で揃えたらいいかなあっと考えていました。

 

しかし窓にしても何にしても、調べて見るとしっかりと性能差はあるもので、デザイン性を取るならばLIXILの「防火戸サーモスX」、性能面を見るならばYKKAPの「防火窓APW330」となりますね。

 

人それぞれ、最終的には好みにもなってくると思いますが、個人的にはYKKAPの「防火窓APW330」を採用しようと考えています。

 

まあ嫁ちゃんの一言で変わるかもしれませんけどね(;^_^A

 

さてさて、ここまで読んで頂きありがとうございます!

また次回に~(^^)/