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嫁ちゃんの妊娠が分かったのが、2020年3月22日。
結婚して3年目。中々子供が出来ずに月日が流れていき、お互いに30代後半に突入していました。
夫婦仲も良好で毎日が楽しく、最愛の嫁ちゃんとの生活。「子供を授からなくても、2人の生活も楽しいよ」という事を、話したりもしていました。
不安もありました。
2人っきりの生活が長く続いていたので、赤ちゃんが出来たとなると環境もガラリと変わりますし、喧嘩も増えてしまうだろうと考えていたのです。
ただですね、嫁ちゃんの妊娠が分かってからは、日々が過ぎていくにつれて、戸惑いは少しずつ薄れていき、赤ちゃんとの生活が楽しみになっていったのです。
嫁ちゃんは世界で一番愛おしい存在ですし、その人との子供なんですから、絶対に可愛いに決まっているわけです。
家族が増えるのは喜ばしい事ですし、育て上げるという、人生の目標ともなるわけです。
そんな嫁ちゃんとの妊娠期間を経て、
2020年11月13日19時55分、待望の第一子(女の子)が誕生しました!
赤ちゃんとの出会いは突然に
私のブログのメインテーマは「マイホームの建築」です。
でも、「お家を建てよう!」となった1番の理由は、子供が生まれるからなんですよ。
今住んでいるマンションは家賃も高く、子供を加えた3人だと将来的に狭くなってしまうので、思い切ってマイホームの建築に踏み切ったというわけです。
新型コロナの影響で、大幅に施工開始日が遅れている状態ではありますが、それ以外は特に問題なく進んでいます。
ただ出産に関してはと言うと・・
いつもの妊婦検診のはずが・・
11月13日夕方。仕事を定時で終えて、嫁ちゃんと待ち合わせ場所に集合し、車でかかりつけのクリニックまで向かいます。
36週目を超えていますので、週1回の妊婦検診となっていましたが、先週までは「少し小さいですけど問題ないですよ~」と、先生から言われておりました。
出産予定日は、11月22日(いい夫婦の日)
最初の子は予定日からずれ込む事が多いと聞いていたので、「少しでも大きくなってくれてたらなあ」という気持ちで向かっていました。
時間に余裕があったので、道中のローソンで、私は「からあげクン」や「アイスコーヒー」、嫁ちゃんは「ハイチュウ」を買ったりと、今思うとのんびりしていたなあっと。
赤ちゃんが危険な状態だと伝えられる
クリニックに付きましたが、新型コロナ予防の観点で、夫だろうと中に入る事は出来ません。いつもの通り、1人で駐車場で待機します。
通常なら、長くても30分ほどの検診ですが、1時間を過ぎても戻ってこないわけです。
「今日は長いなあ」と思い始めた頃、嫁ちゃんから「赤ちゃんが小さめで、今から元気度みる検査するよ。検査の結果では、帝王切開になるよ」という内容のLINEが届きました。
一気に不安な気持ちに包まれてしまいましたが、私は待つ事しか出来ないわけです。
それから15分後、嫁ちゃんから電話が掛かってきて慌てて取ると「先生にかわるね!」と一言。
先生からは「赤ん坊が1週間前から成長しておらず、体重が増えていない」
「赤ん坊に元気がなく、羊水の量も原因不明ですが減っている。このままでは危険で、最悪心臓が止まってしまう可能性がある」
「今から緊急で帝王切開を行う」との事を伝えられます。
え?まって?今から帝王切開!?
帝王切開での出産
「あと30分から1時間程で生まれてきますので、お待ちください」と先生から伝えられます。
妻からのLINEで「帝王切開で~」とありましたが、まさかその日のうちにして頂けるとは思いもしませんでした。
ただ、それだけ危険な状態だったのかもしれません。
臨月だったので、いつ生まれてもおかしくはない事は承知していましたが、37年間生きてきた人生の中で、最も驚いた瞬間となりました。
ただ私は祈る事しか出来ないわけです、待つ事しか出来ないわけです。
15分程時間が経過したでしょうか、「2階までお越しください」と、看護師さんから電話が掛かってきました。
待合室のガラス越しからでも聞こえてくる産声
クリニックの2階にある待合室に案内され、こちらでしばらくお待ちください伝えられます。
ソワソワソワソワと、ソファーからソファーに移動したり、無駄に歩き回ったりと、完全に挙動不審となっていました。
ふと待合室から見えるガラス越しの部屋を見ると、何人かの赤ちゃんがスヤスヤと気持ちよさそうに眠っています。
少し落ち着きを取り戻して、ソファーに座り直し「無事に生まれてきますように」と祈り続けます。
「オギャーーーオギャーーー!!」
最初、他の子が泣いているのかと顔をあげると、ガラス越しにチラリとタオルにくるまれている、小さな赤ちゃんの姿が見えました。
慌ただしく看護師さんがパタパタと動き回る姿を眺めていると「旦那さん呼んできて~」という声が、聞こえたような聞こえなかったような。
それよりも、ガラス越しに見える赤ちゃんが気になって仕方ありません。元気にずっと泣き続けています。
それからすぐに看護師さんに「こちらへどうぞ~」と、声を掛けてもらえました。ガラス越しに見える部屋から大きく回り込み、スリッパに履き替えて手の消毒を済ませ、案内された先には・・
ベテランの看護師さんであろう方に、パチャパチャと身体を洗ってもらっている、我が子の姿がありました。
「無事に生まれましたよ~。写真か動画を撮るなら今のうちです」と言ってくださいましたので、夢中で動画を撮っていました。
生後10分後の、1分ほどの動画ですが、一生モノの宝になりましたね。
喜びと興奮、何とも言えない感情が、体中の毛穴から飛び出すんじゃないかと思いましたが、心の底から安堵した瞬間となったのです。
小さくても元気に泣き続ける我が子の姿
出産直後の体重は「1726g」、身長は「42cm」との事でした。
「小さく産んで大きく育てる」という言葉がありますが、近年では10年に1人の割合で、2500g未満の低出生体重児として、生まれてくる子が増えてきているようです。
もっと小さく生まれてきても、元気に成長している子もいますし、医学の進歩は凄いと感じています。
ただ、いざ我が子がってなると不安な気持ちもあります。ありますが・・
密閉されている部屋ではないですが、それでもガラス越しにしっかりとした力強い泣き声が聞こえてきたわけですよ。
後から聞いた話ですが、生まれてからすぐに産声を上げてくれたとの事で、出産から一週間が経過しましたが、現在の体重は「1835g」まで増えているとの事。
授乳の際でも、ミルクを飲むスピードが速く、他の子より一番早く飲み切るとの事で、小さいながらも生命力は高いようですし、願わくば、このまま問題なく大きくなっていってくれたら・・と、切に願っています。
低出生体重児の原因について
赤ちゃんが生まれた後、しばらくして先生から、低出生体重児についての説明がありました。
直接的な原因は不明との事でしたが、「へその緒が通常より細めで、いつからか栄養が赤ちゃんに届いていなかったのではないか」との事でした。
お腹の中にいるのは危険との事で、その場で帝王切開の判断をして頂けた先生には感謝しかありません。
もし危険な状態のままで時が過ぎていれば・・と思うとゾッとしますが、本当に無事に生まれてきてくれて良かったと感じています。
最後に 一生忘れない時間と光景
駐車場と待合室で、生まれてくる期待と、緊急の帝王切開という不安が入り混じった時間を過ごしましたが、長かったような短かったような・・。
忘れっぽい私ですが、一生忘れない時間と光景になったと思います。
帝王切開での出産のため、嫁ちゃんは約1週間程での退院となりましたが、赤ちゃんは「2300g」をすぎるまで入院の予定となっています。
新型コロナの影響で、赤ちゃんとの面会も出来ず、保育器と待合室のガラス越しでの面会とあって、正直、まだ生まれたという実感がわいてこなかったりもあります。
ですので、早く「パパ抱っこ」出来るまで大きくなるんだよ、そして家族3人で生活していこうねと念を送っています。届いてくれてたら良いのですが。
楽しみではありますが、そこからが大変で、怒涛の日々の始まりだとは思いますけどね。
さてさて、ここまで読んで頂きありがとうございます!
また次回に~(^^)/