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「システムキッチン」や「システムバス」など、注文住宅の醍醐味である住宅設備の決定ですが、一日の疲れを癒してくれる「お風呂」の存在は大きく、マイホームに欠かせない存在ですよね。
月に3~4回以上は「スーパー銭湯」に足を運ぶ私、マイホームのお風呂も可能な限りこだわりたい一心で、ショールームに足を運ぶ日々を過ごしています。
各メーカーそれぞれに特徴や強みがあり、豪華なオプションに目を奪われがちですが、お風呂好きなら是非こだわって欲しいのが「浴槽の素材」
こちらの記事では、「人口(人造)大理石浴槽」の特徴や強み、メリット・デメリットを中心に書いています。
皆様の参考になれば幸いです!
【システムバス浴槽の種類と素材】人工(人造)大理石浴槽を選ぶ理由について
「システムバスの浴槽」について、家づくりの勉強を行う前は「全部同じ」だと思っていたのですが、調べていく内に様々な種類がある事を知りました。
「FRP浴槽」「人工(人造)大理石浴槽」「ホーロー浴槽」「ステンレス浴槽」「木製浴槽」の6種類となりますが、どの浴槽も一長一短あり、個性が強いです。
前回は、最も一般的で普及している「FRP浴槽」について記事を書きましたが、
「人工(人造)大理石製」と言えば、「システムキッチン」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
オシャレで高級感を感じる事が出来る「人工(人造)大理石のキッチン」ですが、「システムバス」にも、メリットをそのまま当てはめる事が出来るのです。
【人工大理石浴槽】の特徴やメリット・デメリットについて
「大理石」って聞くと、高級なホテルや「ヨーロッパ」的な空間を、何となく思い浮かべて(私だけ?)しまいますよね。
「人口大理石」も、さぞ凄い物だと思っていたのですが、実は「アクリル樹脂やポリエステル樹脂などを主成分に、人工的な素材で固めたもの」を指します。
ですので「天然の大理石だけでなく、石材系は一切入っていない」のです。
アクリル系とポリエステル系の違いとは?
なぜ「大理石」という言葉を当てはめているのかわかりませんが、「人工大理石」には「ポリエステル樹脂」、「アクリル樹脂」のどちらかを原材料にするかで、大きく「2種類」に分けられています。
ポリエステル系の人工大理石
表面にポリエステル系のコーティングを施したタイプや、ポリエステル系樹脂のみを使用したタイプに分かれていますが、素材自体が安価な事もあり、予算を抑えて選ぶ事が可能な「人工大理石」です。
下記の「アクリル系の人工大理石」と比べると、キズが付きやすかったり、汚れやすいなど、基本的な性能面では少々物足りなさがあるようです。
アクリル系の人工大理石
上記の「ポリエステル系」の人工大理石と比べてとなりますが、耐熱性があって衝撃にも強く、黄ばみなどの汚れにも耐性があるなど、基本的な性能はコチラが上です。
その分、お値段も上がる事が多いですが、長い目で見たら「アクリル系」を選択したほうが良いように思いますね。
人工大理石浴槽全体のメリット【価格がリーズナブル】
「人工大理石製の浴槽」を選ぶ最大のメリットは、下記で紹介している「人造大理石製の浴槽」より、「価格がリーズナブルな事」です。
ポリエステル製の人工大理石を選べば、更に予算を抑えやすくなるはず。
※写真はリクシル「アライズ」の人造大理石製のワイド浴槽。ショールームのお風呂はピカピカなので、浴槽の素材なんて、パッと見は分かりませんね。
高級感や質感など、「人造大理石」と比べると見劣りする点もありますが、通常で使う分には全く問題ないレベルですね。
人工大理石浴槽の全体のデメリット【値段はFRP浴槽と比べると高め】
上記のメリットで「価格がリーズナブル」と書きましたが、前回ご紹介した「FRP浴槽」と比べると、値段が上がるメーカーが多いようです。
FRP浴槽<人工大理石<人造大理石 の順番で値段が上がっていくイメージで、メーカーやグレードによりけりですが、段階ごとに5~10万単位で価格が上昇していく事が多いようです。
【人造大理石浴槽】の特徴やメリット・デメリットについて
天然の大理石を粉砕し、セメントや樹脂で固めた物を指す名称で、「テラゾー」とも呼ばれています。
こちらも、樹脂で固めた「レジンテラゾー」や、セメントで固めた「セメントテラゾー」によって性質が異なるようですが、そこまで大きな差はないようです。
人造大理石浴槽のメリットは【高級感や質感に優れている】
半分とは言え「天然の大理石」が使われているので、色合いは使用する石材によって異なりますが、ベージュやホワイトなどの明るめの色が多いです。
※写真はリクシルのシステムバス「アライズ」の浴槽。人造大理石浴槽の光沢と丸みを帯びたフィルムが印象的。
ツルツルとした質感で、表面がガラスのようになっていて、透明感と高級感があるだけでなく、「FRP浴槽」と比べて汚れやキズが付きにくいため、掃除がラクというメリットもあります。
私が契約した住宅メーカー「泉北ホーム」プレミアムパッケージの仕様となりますが、「リクシルのアライズ」では、人造大理石製の浴槽が標準装備になっているんですよ。
「FRP浴槽」が標準になっているメーカーもある中、「人造大理石製の浴槽」が標準になっているのは、嬉しいポイントでした。
人造大理石浴槽のデメリットは【価格が高め】
デメリットの部分で「価格」の事しか書いていない気もしますが、「FRP浴槽」や「人工大理石」と比べると、価格が高くなる事が殆どです。
その分「高級感」や「掃除や手入れがラク」な事を考えて、どちらを取るかですね。
他の浴槽についてはコチラ!
「FRP浴槽」「ホーロー浴槽」「ステンレス浴槽」「木製浴槽」についてのまとめ記事となります。
他の浴槽紹介記事のリンク記事となっていますので、もしよろしければ!
【まとめ】高級感を取るか価格を取るか
大阪の住宅メーカー「泉北ホーム」のプレミアムパッケージで契約を行い、様々なメーカーの「システムバス」を見てきましたが、どれも魅力的で悩んでしまいますね。
これまでは泉北ホームならではの、各メーカーの「豪華な標準装備」に目を奪われていましたが、調べれば調べるほど「浴槽の重要性」に気付きました。
「FRP浴槽」でも問題は無いとは思いますが、何十年も使用する事を考えて、メンテナンス性に優れる「人工(人造)大理石浴槽」を選ぶ事も大切だと感じています。
ぜひ皆様も、浴槽の材質にもこだわってみてください!
さてさて、ここまで読んで頂きありがとうございます!
また次回に~(^^)/