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一生に一度となるであろう「マイホームの建築」
注文住宅となると、様々な住宅設備を決めていかねばなりませんが、住宅の中心とも言える「システムキッチン」の存在は大きく、頭を悩ませる存在ではないでしょうか。
「泉北ホーム」のプレミアプパッケージにて契約を行い、様々なショールームに赴きましたが、キッチンシンクを「ステンレス」にするか「人造大理石」にするか、妻共々悩んでいる状態です。
こちらの記事では、システムキッチンのシンクについて、
「ステンレス製のメリット・デメリット」
「人造大理石製のメリット・デメリット」
について書いています。
同じく悩まれている方々の参考になれば幸いです!
- キッチンシンク「ステンレス製」と「人造大理石製」のメリット・デメリットについて
キッチンシンク「ステンレス製」と「人造大理石製」のメリット・デメリットについて
カレーやシチューなど、簡単な料理しか作ってこなかった私はこれまで、「システムキッチンのシンクなんて何でも一緒」とか思っていましたが・・・
「ステンレス製」「人造大理石」「人工大理石」「ホーロー製」など、大きく4種類に分かれていて、それぞれにメリット・デメリットが存在するとの事です。
キッチンシンク「ステンレス製」のメリット・デメリット
昔からキッチンシンクに使われてきた定番中の定番。昨今のキッチンシンクに、一番多く採用されているのが「ステンレス製」となります。
築20年以上となる実家や、現在住んでいるマンションのキッチンシンクも「ステンレス製」なのですが、同じく自然と使っていた方も多いのではないでしょうか。
ちなみに「ステンレス」とは、鉄をベースに「クロム」や「ニッケル」を含有させた合金の事で、「サビにくい鋼」とも呼ばれています。
※上記はリクシルのステンレス「Wサポートシンク」
リクシルのシステムキッチン「アレスタ」の紹介ページはコチラ
ステンレス製のメリットについて
馴染みのある銀色のカラーが眩しいですが、ステンレス製のメリットについては、下記の3つです。
1.耐久性・耐熱性に優れる
鉄がベースとなるので、食器や調理器具を落としたぐらいの衝撃を受けても変形しにくい、強固さも併せ持っているのが特徴。
熱にも強いのでキッチンシンクに多く採用されているのも頷けますね。
2.サビにくく清潔に保つ事が可能
防サビ作用がある「クロム」を含んでいるので、サビが発生しにくいのもメリットの1つで、汚れが染み込みにくく、臭いもしっかりと洗ってやれば気にならない事が多いです。
3.比較的安価で採用しやすく使いやすい
昔からある素材ですので、比較的安価で住宅設備の標準装備になっている事が多いですね。
お店の厨房や医療現場では「ステンレス」が多く採用されていますし、安価ながらも使いやすく、信頼性の高いのが「ステンレス製」の特徴ではないでしょうか。
ステンレス製のデメリット
使いやすさと安定性が売りのステンレスですが、残念ながら大きなデメリットも存在します。
1.表面に細かなキズが付きやすい
衝撃に強いのが売りではありますが、長く使い続けていくと銀色の光沢が失われていき、表面に「細かなキズ」ができてしまいます。
上記写真は、我々夫婦が現在住んでいるマンションの、ステンレス製のシンクですが、表面に細かいキズが付いてしまっていますね。
これを「経年変化」と見るか「経年劣化」と見るかによって、評価は変わってくるのではないでしょうか。
2.もらいサビがついてしまう
ステンレス自体はサビにくい性質を持っていますが、やかんや鍋などについたサビが移ってしまう「もらいサビ」には少々弱いようです。
上記写真でも、所々茶色い点が写っていますが、掃除しても中々落ちてくれないんですよね。そのため「もらいサビ」については新旧のステンレスシンクは気を付けないといけないようです。
3.デザインが無機質で均一
ステンレス製のシンクのカラーといえば、ほぼ「銀色」一択となり、デザイン性を重視する方にとっては、面白みのないカラーに見えてしまう事でしょう。
これを「無機質」とみるか「クールでオシャレ」と見るかによって、評価は大きく変わってくるのではないでしょうか。
キッチンシンク「人造大理石製」のメリット・デメリット
人造大理石とは、「天然大理石を粉砕して、セメントや樹脂で固めた半人工素材」で、主な原料は天然素材となりますが、最終的な製造は人の手によって行われているわけですね。
人造大理石製のメリットについて
近年人気が上がってきているシンクで、ステンレスほどではないにしろ、普及が進んでいるようですが、その理由は下記のメリットがあるからです。
1.カラーが豊富でインテリアに合わせやすい
ステンレス製ですと「銀色一択」となりますが、「人造大理石製」では、数種類のカラーから選ぶことができ、部屋全体のインテリアと合わせやすいのがメリットの1つです。
下記はパナソニックのシステムキッチン「ラクシーナのスキマレスシンク」で、カラーは「グリーン」となります。
「ラクシーナ」の紹介ページはコチラ
他には「グラーノホワイト」「カームグレー」「カームベージュ」など様々な選択肢があり、白やマーブル系で優しい雰囲気にしたり、黒系を基準にしてシックな雰囲気にしたりと、キッチンをオシャレに彩りたい方には最適な選択となるのではないでしょうか。
2付いてしまったキズを研磨によって消しやすい
ステンレスのデメリットの1つに「表面に細かなキズが付きやすい」とありましたが、人造大理石製のシンクですと色合いにもよりますが、ステンレスほどキズが目立ちにくいのがメリットの1つ。
たとえキズが付いてしまっても、紙やすりなどで研磨する事により、表面のキズや汚れを取り除く事が可能です。
3.シンクと天板を一体化「つなぎ目のないキッチン」が実現可能
天板が「人造大理石製」でシンクが「ステンレス」ですと、異なる素材同士となるので、「つなぎ目」が出来てしまい、そこに汚れが溜まりやすくなったり、劣化がおきやすくなってしまうようです。
私は別に「つなぎ目」がある!これはダメだ!」なんて事にはならないですが、気になる方は気になってしまうようですね。
人造大理石製のデメリットについて
見た目重視なだけでなく、ステンレス製と同じくらい実用的ではありますが、何点か見逃せないデメリットも存在します。
1.熱に弱くシミが付きやすい
キッチンで「熱に弱い」って致命的な気がしますが、熱くなっているフライパンなどを直接シンクに置いてしまうと、「変色したり変形したり」してしまう事があるようです。
しょう油やコーヒーなどをこぼして放置していると、「シミ」になりやすいようです。白色を基準としたカラーで「シミ」がついてしまうと目立ちますし、格好悪いですよね。
2.強めの衝撃に弱くキズがつきやすい
キッチンで手が滑って「重たい物」、例えば水がたっぷり入ったお鍋などを落としてしまったりする事があると思いますが、人造大理石はステンレスに比べて衝撃に弱く、割れてしまったりキズが付いたりすることがあるようです。
メリットでキズについて触れましたが、目立ちにくく消しやすいのは確かなようですが、深すぎるキズは研磨でも消しきれないで、その場合は目立ってしまうようです。
3.経年変化で黄ばみが目立ってくる
使い込んでいくと、紫外線の影響を受けて「黄ばみ」が目立ってくるようです。
上記写真は「リクシルのキレイシンク」ですが、天板とシンクが一体化しているので、つなぎ目がなくて、色合いもあってかスッキリしていて、清潔感ある印象を受けます。
ただですね、白色を基準としたカラーですと、余計に目立ってしまうのが「黄ばみ」ですね。場所によっては、せっかくの清潔感が薄れてしまいます。
タカラスタンダード・トクラスの人造大理石はおススメ!
昨今は、様々なメーカーで「人造大理石」製のキッチンシンクを採用する事が可能となっています。
色々と調べてみて、その中でも個人的にオススメなメーカーが「タカラスタンダード」と「トクラス」の2社です。
「タカラスタンダード」と言えば、「高性能ホーロー」の印象が強いのですが、 実は「人造大理石」製のキッチンシンクにも力を入れているのですよ。
具体的にはですね、平均的な厚みが「5~6mm」なのに対し、「タカラスタンダード」では「約9mm」の厚さとなるのです。
厚みがあるので「熱やキズに強く」なっています
そして「人造大理石」と言えば「トクラス」ですね!
他社が「5~6mm」、「タカラスタンダードが9mm」に対して、「トクラス」自らが自社開発している「人造大理石」の厚みは、なんと「12mm」となるのです。
厚みがある事によって、弱点であった「熱・衝撃・汚れ・キズ」を克服しているのです。
人造大理石製のシステムキッチンをご希望の方は、上記2社も検討されてみては如何でしょうか。
まとめ キッチンシンクは個人的に「ステンレス」が良さげ
ステンレスメリット | 耐久性・耐熱性に優れる |
---|---|
サビにくく清潔感がある | |
人造大理石のシンクに比べて安価な事が多い | |
ステンレスデメリット | 使い込む程に表面に細かなキズがつく |
サビには強いが「もらいサビ」には弱い | |
無機質なデザイン |
人造大理石メリット | シンクや天板のカラーが豊富 |
---|---|
キズを研磨で消しやすい | |
つなぎ目の無いキッチンを実現 | |
人造大理石デメリット | 熱に弱くシミが付きやすい |
強めの衝撃に弱くキズが付きやすい | |
経年変化で黄ばみが目立つ |
キッチンシンク「ステンレス」と「人造大理石」のメリット・デメリットを見比べてみて、「人造大理石」のほうが繊細なイメージですね。
個人的には「ステンレス」のシンクのほうが、長く使う事を考えると、総合的に見て使いやすいのではないか?と考えています。
ただ昨今は「人造大理石」のシンクでも、熱に強かったりシミが付きにくくなっていたりと、弱点が改善されていっているようです。
最終的な決定はまだまだ先ですが、どちらを採用するかしっかりと吟味していきたいと思います。
さてさて、ここまで読んで頂きありがとうございます!
また次回に~(^^)/