泉北ホームで家づくり!GOSEのマイホーム建築ブログ

住宅メーカー【泉北ホーム】のプレミアムパッケージで家づくり!初めての注文住宅、分からない事だらけですがリアルタイムで記事を更新しています。

泉北ホームのシロアリ対策!防蟻防腐処理が完了【泉北ホーム新築工事】~着工51~52日目~

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閲覧ありがとうございます!GOSEです(^^)/

 

大阪の住宅メーカー「泉北ホーム」のプレミアムパッケージで契約を行い、2021年3月3日から着工が開始!

 

何日間か仕事や家庭の事で忙しく、中々現場見学に行けてませんでしたが、果たしてこの数日で、どのような変化があったのか。

 

こちらの記事は「2階建方工事見学と後悔ポイント【泉北ホーム新築工事】~着工50日目~」からの続きとなりますが、2021年4月22日の時点で、「着工52日目」を迎える事が出来ました。

 

さて、今回の工事内容はというと・・! 

泉北ホームで家づくり!防蟻防腐処理の重要性

敷地面積125.18㎡(37.86坪)、総施工面積110.97㎡(33.56坪)の、ツーバイフォー工法の2階建て。

 

これまでの道のりとして「基礎工事」「建方工事」と続いてきましたが、それぞれの工事の初日は下記となります。

 

着工の始まりとなる「基礎工事の初日

構造体の組み立てが始まった「建方工事の初日

 

さてさて、こじんまりとした家となりますが、着工50日目までの様子は下記の通りです!

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着工45日目から2階の建方工事が始まりましたが、この日は初めて2階の見学を行わせて頂きました。

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楽しみにしている「インナーバルコニー」。屋根が出来たらイメージも少し変わるかもしれませんが、解放感が合って完成が楽しみ!

 

「壁が多くて少し圧迫感がある」「部屋の大きさが小さく感じる」「お向かいさんと窓の高さが同じ」など、設計段階とは少しイメージが違い小さな後悔ポイントになってしまいそうですが、少しずつ慣れていくとは思います。

着工51日目の様子 シロアリ対策の防蟻防腐処理完了

この日は色々と忙しく、工事現場に訪れる事が出来たのは、夜遅くに入ってからでした(^▽^;)

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暗いですし、外からでは2階の工事の進捗具合は殆ど分かりませんね。

 

ただ後になって分かった事ですが、この日に「防蟻(ボウギ)防腐処理」が行われていたようです。

 

屋外の構造用合板や、屋内の柱の部分に「防蟻防腐済」というシールが貼られていましたが、処理を行ってくれたのは「近畿日本消毒(株)さん」のようです。

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湿気を好むシロアリ。床下で繁殖、時には屋根裏まで進行し、家の柱を食い散らかす、恐ろしい存在です。

泉北ホームのシロアリ対策

泉北ホームの防蟻防腐処理について、土台の木材は薬剤の加圧注入によって「防腐・防蟻処理」が行われているとの事でした。

 

それと合わせて、建築基準法で定められている「地面から1m上の構造耐力上主要な部分(柱・筋交い・土台など)」に薬剤を浸透させる「防蟻処理」が行われたようです。

 

あとは構造的な部分になりますが、屋根と下地の間に空気層を作り、熱気や湿気を排出する「二重屋根構造」や、基礎部分の通気となる「ロング基礎パッキン」などでも、壁内結露と合わせて、シロアリ対策として施されています。

使われている薬剤について

ひと昔前は、神経毒性を持つ、クロルデン(効果30年以上)・クロルピリホス(効果5年以上)が使われていたようですが、建築基準法の改正で使用禁止。

 

現在は、「アレステン」「イミダクロプリド」「シプロコナゾール」など、舌を噛んでしまいそうな薬剤の使用が認められていますが、持続効果は最大で5年しか持たず、それ以降は再処理を行う必要があるとの事。

 

 上記の薬剤で対策できて有効なのは、「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」の2種類で、日本のシロアリ被害の98%近くは「ヤマトシロアリ」となるので、ほぼほぼ対策出来る形となりますね。

近年増加傾向の外来種「アメリカカンザイシロアリ」

元々は日本にいなかった種ですが、名前の通りアメリカの種で、近年木材や家具の輸入によって、運びこまれたとの事。

 

上記でご説明した「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」などは、生きていく上で水分が大切で、乾燥木材は好みません。

 

そして土の中に巣を作り、屋内に上ってくるので、コンクリートでしっかりと覆われている「ベタ基礎」でも対策となっているのですが・・

 

ただ「アメリカカンザイシロアリ」は、在来種と同じく、羽アリが飛び立ち、雄と雌がつがいになって新たな巣を作りますが、この種は「乾燥木材に巣を作るんですよ(^▽^;)」

 

飛来してきて、家全体のどこにでも巣を作る可能性があり、繁殖速度は在来種より遅めですが、家の中でバラバラに巣を作る事が多く、その分発見と駆除が困難となります。

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一生に一度の注文住宅。壁の中を開けてみたら、上記のように「木材が食い散らされてた!」ってなると、ショックですし恐ろしいですね💦

 

在来種は、木の柔らかい部分を好みますが、アメリカカンザイシロアリは、強靭なアゴで、木材の中心部にまで浸食します。

 

耐震性能にも影響するでしょうし、「シロアリ対策」は、住宅の中でもトップクラスの問題となるわけです。

「エコボロン」について

家のどの部分にも巣を作る可能性があるので、基礎の部分や床下、床上付近のみにシロアリ対策を施しても、効果が限られてしまうわけです。

 

私が愛読している、泉北ホームの施主ブロガー

 

高気密・高断熱・長持ち・ローコストな家の施主ブログwith泉北ホーム」様の記事に書かれていたのですが・・

 

シロアリ対策として、以前はホウ酸塩鉱物を主原料とした、高濃度ホウ酸塩溶液『エコボロン』を使用する方法もあったようです。

 

アメリカでは主流になっている防蟻対策で、水分さえ含まなければ、半永久的に効果が持続するという優れものとの事。

 

しかし雨に濡れてしまうと効果がないようで、屋根が最後に出来上がる「ツーバイフォー工法」では、難しい面もあるようです。

 

2021年現在は、泉北ホームでは使用不可になっているようですね(^▽^;)

泉北ホーム シロアリ対策オプション「モクボーペネザーブ」について

親愛なるtwitterのフォロワー「ちゃんみ」様から頂いた情報なのですが、2021年現在、泉北ホームのシロアリ対策のオプションとして・・!

 

「モクボーペネザーブ」という、ホウ酸を主成分とした防蟻防腐剤が使用可能との事でした。

 

 

1989年に販売が開始され、一般住宅だけでなく、重要文化財にも使用されている、安心安全の防蟻防腐剤。

 

費用としては「20万程」とのことですが、シロアリに怯えることなく、ランニングコストが掛からない事を考えると、長い目で見てかなり有益な事間違い無しなのではないでしょうか。

 

私が、現在の知識を持って、「モクボーペネザーブ」の事を契約前に知っていたら、きっと検討していた事でしょう。

 

泉北ホーム施主の皆様、ぜひ検討してみてくださいね

着工52日目 泉北ホームの垂れ幕

次の日も色々と忙しく、現場に到着したのは夜遅くになってしまいました。

 

さて、1日でどのような変化があったのかというと・・

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「泉北ホームの垂れ幕が付いてる!?」

 

家全体がメッシュシートで覆われて、「今現在、新築の工事やってまーす」という、住宅メーカーの宣伝にもなる噂の垂れ幕です。

 

「いや~存在感めっちゃあるなーー!」と興奮してしまいましたが、話を聞こうにも、棟梁は帰られており、私自身疲れ気味でしたので、軽く写真だけ撮って、その日は帰宅しました(´・ω・`)

合わせて読みたい関連記事

泉北ホームとの出会いから、「営業さん」「設計士さん」「ICさん」との打ち合わせ内容、住宅設備のショールーム巡り、我々夫婦の感想など。

www.gosekun.com

これまでの家づくりの流れを「打ち合わせを中心に、時系列に沿ってまとめた記事」となっています。

着工から基礎工事終了まで

2021年3月3日の着工日から、約1ヵ月後となる「基礎工事終了」までを、時系列にまとめた記事が下記となります。

www.gosekun.com

泉北ホームで契約された方、家づくりがどのような形で進行していくのかなどなど、皆様の参考になれば幸いです!

最後に 防蟻処理の大切さ

我が家では、土台に薬剤の加圧注入や、地面から1m上の部分に薬剤を散布する、泉北ホームの標準となる防蟻防腐処理のみを行いました。

 

家づくりを考えていた当初は、そこまで「シロアリ対策」を重視していませんでしたし、標準で十分だろうと思っていました(^▽^;)

 

ただですね、シロアリについて調べれば調べるほど怖い存在だと分かりましたし、注文住宅あるあるかと思いますが、打ち合わせが終わり色々と決まってから、「ああ~こんな事も出来たのか~!」となってしまったのが「防蟻対策」でした。

 

ホウ酸を主成分とした「モクボーペネザーブ」について、もう少し早く知っていれば!と、後悔ポイントの1つになってしまうかもです(^▽^;)

 

注文住宅は、住宅メーカーに任せっきりにするのではなく、ある程度の知識は持ち合わせていた方が、良いお家が出来ると思います。

 

私の記事が、これから家づくりをお考えの方々の参考になれば幸いです!

 

さてさて、ここまで読んで頂きありがとうございます!

次回「垂れ幕登場で存在感アップ!【泉北ホーム新築工事】~着工53~55日目~」に続きます!