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大阪の住宅メーカー「泉北ホーム」のプレミアムパッケージで契約を行い、数々の打ち合わせを経て、いよいよ着工となったのが、2021年3月3日!
こちらの記事では、下記の2点をメインに、着工から基礎工事完了までの流れを、時系列にまとめた記事となっています。
「着工開始から基礎工事終了までの流れ」
「基礎工事終了までに確認しておきたいポイント」
打ち合わせで決めた事が着実に形になっていくのを見ると、本当に家を建てているんだなあっと感動しちゃいますね(^^)
着工が始まると、基本的に施主である我々は見ているだけになるのですが、泉北ホームで契約された方や、基礎工事完了まで「ツーバイフォー工法のお家」が、どのような形で作られていくのか、1つ1つ確認していきたいと思います!
【基礎工事編】ツーバイフォー工法のお家が出来上がるまでの道のり
敷地面積125.18㎡(37.86坪)、総施工面積110.97㎡(33.56坪)の、ツーバイフォー工法の2階建て。
実際に家を建てる前までは、家作りは大工さん数人が全て行ってくれると思い込んでいましたが、実際は全く違いました(^▽^;)
本格的に大工さんが、トンテンカンカンと作業を行ってくれるのは、基礎工事完了後の建方工事からとなります。
それまでは、基礎屋さんを中心に、それぞれの専門業者さんが、入れ代わり立ち代わり作業を進めていく形となります。
基礎工事とは?
建物と地面のつなぎ目となる基礎(土台)を作る工事で、家作りにおいて重要な工程の1つ。
下記にも記載していますが、「基礎工事」と言っても、「掘り方」や「配筋作業」、「ベースコンクリート打設」などの工程に、細かく分かれています。
基礎工事で確認しておきたいポイントについて
住宅の、文字通りの基礎となる「基礎工事」は、我々夫婦にとってしっかりと見学して、確認しておきたい工事内容の1つでした。
素人ですので、細かい仕様は分からないのですが、泉北ホームでは、住宅作りに必要になる基礎梁、基礎柱の配置が記された「基礎伏図(きそふせず)」を、頂く事が可能です。
「基礎伏図」に記載されている仕様になっているのか。
例えば
「アンカーボルトの位置」
「配筋のピッチや、かぶり厚さ」
「防湿シートが破れていないか」
「ベースコンクリートの養生期間」
などなどを、チェックしていました。
泉北ホームでは、現場の職人さんが的確に作業を行い、現場監督さんも何度か足を運んで、「アンカーチェック」や「レベルチェック」を要所で行ってくれているので、素人である我々夫婦が、そこまでチェックする必要はないのかもしれません。
それでも一生に一度あるかないかの家づくり、間違いか無いかを確認するのは、ある一種の記念にもなりますし、決して無駄ではないと感じていました。
泉北ホーム 基礎工事終了までの道のり
営業さんから連絡があり、「新居の着工日」が決定したのが「2021年2月22日」
「工程表って頂けるのでしょうか?」と確認したら、「基礎工事工程表」をデータとして送って頂けました。
工程表には、基礎工事着工から建方工事までの流れが、記載されていました。
掘り方・捨てコン | 3月3日開始 |
---|---|
墨出し(すみだし) | 3月6日~ |
配筋 | 3月8日~3月10日 |
外仮枠組み | 3月11日~ |
配筋検査 | 3月12日~ |
水道給排スリープ | 3月12日~ |
ガス スリープ | 3月12日~ |
ベースコンクリート打設 | 3月15日~ |
打仮枠組み・アンカーセット | 3月17日~ |
アンカーチェック | 3月19日~ |
立ち上がりコンクリート打設・レベルチェック | 3月22日~ |
仮枠バラシ | 3月29日~3月30日 |
レベルチェック | 3月31日~ |
基礎完了 | 3月31日~ |
手渡しであったり郵送であったり、メールに添付でデータとして送ってくれたりと、営業さんによって異なるようですね。
事前に希望の媒体で貰いたいのを伝えておくと、スムーズかもしれません。
掘り方・捨てコン 3月3日~
ひな祭りとなりますが、記念すべき着工記念日となった「3月3日」
夕方に工事現場に到着すると、基礎や地下構造物を作る為に、地盤面より下の土を掘る作業を「掘り方(根切り)」と言います。
そして「掘り方」の作業となる「砕石敷き」
「地盤の耐久性を高めるために、細かく砕いた石を地盤全体に敷き詰める」作業が行われたのが、3月4日「着工2日目」となります。
マイホームの着工が始まって「3日目」、3月5日には「捨てコンクリート」、略して「捨てコン」が流し込まれており、基礎工事の初期段階となる「地業」が終了した形となります。
「捨てコン」って言葉自体は、何となく聞いた事があるくらいでしたが、役割としては、下記の2点となります。
「基礎(泉北ホームではベタ基礎)を乗せる面を水平に保つ」
「地業の後に行う、墨出し(すみだし)作業を行いやすくする」
墨出し(すみだし) 3月6日~
建築用語って、普段は目や耳にする事は少ないと思いますが、「墨出し」とは、「工事の進行に必要な線・形や寸法を表示」する作業お指します。
着工4日目となる3月6日土曜日に、予定では「墨出し」が行われる予定でしたので現場の確認をしましたが、特に作業は行われていませんでした。
おそらく土日を挟んだ3日間は、「捨てコンの養生期間」に当てられたようですね。
配筋 3月8日~3月10日
捨てコンの養生が終了し、着工6日目となる「3月8日」には、早くも「配筋作業」が開始されていました。
「捨てコン」と「配筋」の間には、「透湿防湿シート」が貼られていたのですが、こちらは「地面から上がってくる湿気を食い止める効果」があります。
住宅の天敵となる「カビ」を防止してくれるというわけですね。
泉北ホームの基礎は、「ダブル配筋&ベタ基礎」となりますが、過剰とも言えるほど強固な作りとなっています。
3月9日、着工7日目となり「配筋作業2日目」には、「ダブル配筋」がお披露目となり、初めて見たときは本当に感動しちゃいました。
3日間に及んだ配筋作業は「3月10日」、「着工8日目」には完成した形となります。
殆ど前日に完成していたようですが、あまりの格好良さに、夢中で配筋の写真を撮りまくっちゃってました(^▽^;)
泉北ホーム自慢の「ダブル配筋&ベタ基礎」の完成です。
配筋検査・水道給排スリープ ガススリープ3月11日~
「着工9日目」となる3月11日にも、現場の見学をしましたが、特に大きな変化はありませんでした。
ただ15時頃に現場監督さんが1人、何やら作業を行っていたとの事で、「配筋ピッチ」や「かぶり厚さ」など、おそらく予定にあった「配筋検査」を行ってくれていたものと思われます。
次の日となる3月12日、「着工10日目」には「水道給排スリープ」「ガススリープ」入れ工事が行われていました。
「外仮枠組み」工事が終了すると、いよいよベースコンクリートの打設が行われるのですが、コンクリートに穴を開けるのは大変な作業となります。
水道やガスの配管を通すために、事前に「基礎貫通スリーブ」を設置おくと、コンクリートを流し込んだ後でも、配管用の穴が空いているというわけです。
外仮枠組み 3月13日~
当初の予定となる「基礎工事工程表」とは、少し前後した形となりますが、「着工11日目」となる3月13日に「外仮枠組み」の作業が完了していました。
「仮枠」とは、コンクリートを打ち込むための枠組みとなります。
コンクリートをせき止めて固まるまで固定してくれる「仮枠」が無いと、大変な事になっちゃうというわけです(^▽^;)
この工程が終了後、いよいよ「ベースコンクリート打設」が始まります。
基礎伏図(きそふせず)で施主自らチェック
泉北ホームでは、営業さんに伝えれば「基礎伏図(きそふせず)」を頂く事が可能となっています。
「基礎伏図」とは、基礎を上から見た状態を描いた図面の事で、基礎の断面や、鉄筋の種類、配筋の方法が記載されている、設計図書の一部となります。
プロである検査機関の検査員や、団体検査員・自主検査員の資格を持った方が、配筋のチェックを行ってくれているので、全く問題は無いと思いますが、我が家では施主自らチェックを行いました。
殆ど記念みたいなものではあるのですが、自分達でやる事によって愛着がわいてきます!
あと、将来的に何らかのメンテナンスを行う際でも、「基礎伏図」を所持しているほうがやりやすい事もあるようですので、貰っておいて損はないと思われます。
ベースコンクリート打設 3月15日~
「着工13日目」となる3月15日、予定では基礎工事の見所の1つである「ベースコンクリート打設」が行われる予定となっていましたが、特にズレることなく施工されていました。
頭についている「ベース」とは、英語の「base」をカタカナ読みした用語で「基礎」を意味します。
www.gosekun.com 文字通り「基礎コンクリート」の事を指すわけですが、「ダブル配筋」と「厚さ250mmのコンクリート」で、家の全重量を支えるくれるというわけです。
内仮枠組み・アンカーセット 3月17日~
ベースコンクリート打設後は、数日間の「養生期間」に入ると思っていましたが、養生と合わせて 「内仮枠組み・アンカーセット」が「着工14~15日目」、3月17日前後に行われていました。
「内仮枠組み」とは、この後に控えている「立ち上がりコンクリート打設」のために設置する枠組みの事です。
「立ち上がり仮枠」というやつですね。
木材や鋼材といった構造部材、もしくは設備機器などを固定するために、コンクリートに埋め込んで使用するボルトを、「アンカーボルト」といいます。
この「アンカーボルト」を、所定の位置に設置する作業の事を、「アンカーセット」と呼ぶのですが、それも同時に行われていました。
アンカーチェック 3月19日~
「コンクリートの中央に設置されているか?」
「アンカーボルド同士の間隔は2.7m以内か?」
など、他にも様々な事をチェックするのが「アンカーチェック」となります。
実際に立ち会ったわけではないのですが、現場監督さんなりが、予定日の前後に行ってくれていたと思われます。
立ち上がりコンクリート打設・レベルチェック 3月22日~
「着工17日目」となる「3月19日」までには、「立ち上がりコンクリート打設」「レベルチェック」が完了していました。
基礎工事工程表では、もう少し先の作業になる予定だったようですが、少し前倒しになっているのがわかりますね。
「立ち上がりコンクリート打設」も、基礎工事の中で見どころの1つだと思いますし、ほぼ基礎工事は完成となります。
雨と養生期間について
この後の工程として、内と外の仮枠を解体していくわけですが、その前に流し込んだコンクリートを「養生」してやる必要があります。
基礎工事における「養生」とは、
コンクリートを仮枠に流し込んでから固まるまでの間、十分な強度を確保できるまで、外部からの急激な乾燥や温度変化、直射日光などから保護する期間の事を指します。
業者によって異なりますが、基本的には「養生は3~5日以上」必要となっていますが、我が家の場合は工事が前倒しになっていたのもあってか、「着工18~27日目」までの間、「10日間程」養生の期間に当てられていました。
ベースコンクリート打設後、あまりにも放置されている期間が長いと心配になってきちゃいますが、養生期間がしっかりと設けられているという事なのです。
あと養生期間中、何度か雨が降っていましたが、コンクリートの乾燥防止に雨に打たれるのは良いとされているようです。
仮枠バラシ 3月29日~3月30日
3月30日の時点で、「着工28日目」を迎えました。
ベースコンクリート・立ち上がりコンクリートの養生期間が終了し、いよいよ仮枠が取り外されて、泉北ホーム自慢のベタ基礎が完成した形となります。
「真っ白でキレイだなあ」ってのが最初の感想となりますが、基礎屋さん曰く「かなりしっかりとした基礎が出来上がりました」と、太鼓判を押して頂けました!
この段階で、基礎工事は完了となりますが、嫁ちゃんと2人で感激しておりました(^^)
レベルチェック・基礎完了 3月31日~
殆どの住宅メーカーでは、「基礎工事の着工から終了まで1ヶ月間程の期間」で行われる事が多いようです。
泉北ホームでも、予定より少し前倒しになる工事もありましたが、その分養生期間を多めにとって頂いて、「基礎工事工程表」通りに進行していった形となりました。
我々夫婦は実際には見て無いのですが、「着工29~30日目」に「レベルチェック」という工程が行われていたようです。
基礎工事における「レベルチェックとは、基礎の天端(てんば)が水平になっているかのチェック」を行う形となります。
工事現場などでよく見かける、上記写真の「オートレベル(高さや水平を測る測量機器)」を用いて、基礎が水平になっているのかをチェックするわけです。
基礎が傾いていると、家全体が傾いてしまうので、かなり重要な検査となるわけです。
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これまでの打ち合わせの流れを、時系列に沿ってまとめた記事となっています。
泉北ホームで契約された方、家づくりがどのような形で進行していくのか、皆様の参考になれば幸いです!
最後に 基礎工事終了までに感じた事
1ヵ月間の期間を経て、「基礎工事」は特に問題もなく、無事に終了した形となりました。
次の段階となる、実際に建物が建っていく「建方工事」と比べると、若干地味な印象を受ける「基礎工事」
ただ、この「基礎工事」が疎かですと、後々に大きな影響を残してしまいますし、住宅自体の寿命にも関わってきます。
「基礎工事」全体の流れを理解した上で、現場の確認を行う事は決して無駄ではないですし、有意義な時間になる事は間違いないです。
泉北ホーム、もしくは他の住宅メーカーで契約された施主様も、今回の記事でご紹介した内容を元に、ぜひ現場のチェックを行ってみてくださいね。
さてさて、ここまで読んで頂きありがとうございます!
また次回に~(^^)/