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注文住宅の住宅設備の中でも、「システムキッチン」の存在は大きく、どこのメーカーにしようか悩んじゃいますよね。
我々夫婦は共働き世帯で、子供は1人の予定ですが、家事の時短に繋がる「食器洗い乾燥機」は「浅型か深型」、どちらがベストなのでしょうか。
こちらの記事では
1.「ビルドイン型食器洗い乾燥機」の「浅型」「深型」、どちらを採用するべきか
2.双方のメリット・デメリット
を中心に書いています。
同じくお悩み中の方々の参考になれば幸いです!
共働き世帯で食器洗い乾燥機は絶対に欲しい!浅型か深型どちらがいい?
大阪の住宅メーカー「泉北ホーム」のプレミアムパッケージで契約を行いましたが、どのメーカーのシステムキッチンでも「食器洗い乾燥機」が標準装備となっています。
夫婦それぞれの実家のキッチンには「食器洗い乾燥機」は付いていませんでしたし、現在2人で暮らしているマンションにも付いていません。
今まで使った事がないので、メリット・デメリットについて全く分からない状態でした。
「ビルドイン型」と「卓上(据え置き)型」の違い
食器洗い乾燥機といっても大きく「ビルドイン型」と「卓上(据え置き)型」の2種類に分けられています。
システムキッチンに取りつけられているのが「ビルトイン型」
キッチンの水回り付近に置いて使用する外付けの「卓上(据え置き)型」
さらに「卓上(据え置き)型」には、水道に取り付けて給水を可能にする「分岐水栓型」と、手で水を注いで使用する「タンク式」の2種類に分かれています。
沢山ありすぎて、初めて調べた時は何が何だがさっぱり分かりませんでした( ̄▽ ̄;)
今回は注文住宅のシステムキッチンについての記事となりますので、事前にキッチン本体に取り付けられている「ビルドイン型食器洗い乾燥機」について書いています。
食器洗い乾燥機のメリット
食器洗い乾燥機、略すと「食洗機」となりますが、メリットは大きく分けて下記の2点となります。
1.節水に繋がり、水道代を節約できる
2.食器洗いの時間を有効に使える
1.節水に繋がり、水道代を節約できる
洗い物をしている時って、基本的に水を出しっぱなしにする方が多いと思います。
食洗機では庫内に溜めた水を効率よく使ってくれるので、「節水に繋がり、水道代を大きく節約出来る」のがメリットの一つとなります。
例えば「手洗では40リットル程の水」を使うのに対し、「食洗機では9リットル」の水で洗う事が可能になるなど、性能や洗い物の量にもよると思いますが、どのメーカー製でも効率的に節水する事が可能なようです。
冬場などはお湯に変えて洗う方も多いと思いますが、手荒れに悩むことなく、電気代&ガス代の節約にも貢献してくれるのです。
2.食器洗いの時間を有効に使える
食器洗いは基本的に、夫である私の仕事なのですが、大人2人分の量だと「約10~15分ほど」の時間が掛かっていました。
洗った後の嫁ちゃんチェックで、「汚れ残ってるよ?」と怒られたり、結局嫁ちゃんが洗い直してくれたりと、洗う食器の種類や量によっては、予想以上に時間が掛かったりと・・。
これから子供が生まれる予定ですので、洗い物の量も増えてくると思いますが、それらをまとめて食洗機にセットして、ボタンを押すだけで洗ってくれるのは、「大幅な時短に繋がる」というわけです。
食器洗い乾燥機のデメリット
メリットもあればデメリットもあるのが、世の常というもの。
デメリットは下記の2点となります。
1.電気代がそれなりに掛かる
2.音がうるさく洗うのに時間が掛かる
1.電気代がそれなりに掛かる
メリットで「水道代の節約」と書きましたが、食洗機では60~80度程の高温で洗い、ヒーターで乾燥もしてくれるのですが、それらを行うためには「電気代が発生」します。
オール電化仕様で電気代の安い深夜の内に洗ったりするなど、工夫すれば節約する事は可能ですが、我が家は「ガス併用」にする予定なので、長く使っていく事を考えると少々心配になってきます。
どのメーカーの食洗機でもその点は想定されているようで、年間で考えると総合的にお安くなるようですが、家庭によってはもしかしたら・・というのも考えられるので、注意したい点ですね。
2.音がうるさく洗うのに時間が掛かる
キッチンの近くで寝る方は少ないと思いますが、例えばテレビを観たり、家族と寛いでるときに食洗機を稼働させていると、「それなりの音が聞こえてきたり」するようです。
あと食洗機だと、「洗いきって乾燥までするのに、1~2時間以上の時間が掛かる」ようですね。
使用した後にすぐ使いたい時などは、結局手洗でパパっと済ませる方が早い事もあるのではないでしょうか。
食器洗い乾燥機「浅型」のメリット・デメリット
上記の項目で、食洗機自体のメリット・デメリットを書きましたが、下記にて「浅型」について書いていきます。
「浅型」のメリットについて
メリットは下記の2点となります
1.深型に比べて値段が安く、標準装備になる事が多い
2.深型と比べて収納棚を増やせる
1.深型に比べて値段が安く標準装備になる事が多い
最近のシステムキッチンですと、住宅メーカーにもよりけりですが、食洗機の浅型は比較的、標準装備になっていることが多いようです。
そのため、設置されてないよりかは圧倒的に便利ですし、標準的な大きさである「幅45cmタイプ」でも5人分くらいの食器が入ります。
家族構成(我々夫婦は3人)にもよりますが、浅型でも十分な事も多いようです。
2.深型と比べて収納棚を増やせる
浅型ですと、最下段の部分に収納棚を設置する事が出来ます。
赤枠で囲った部分が収納スぺースとなり、そこまで大きくはないですが、ちょっとした小物などを入れておくのに便利ですね。
こちらの収納棚については、メーカーによっては「深型」を採用したとしても、取り付ける事が可能なキッチンもありますので、収納面も重視したいって方は、ぜひチェックしてみてください!
「浅型」のデメリットについて
反対にデメリットはというと、「大きめの食器や調理器具が入らない」事です。
1.大きめの食器や調理器具が入らない
メリットの部分で「5人分の食器を洗える」と書きましたが、それはギュウギュウに詰め込んだ時の話です。
お鍋やフライパンなどの大きめの調理器具も合わせてとなると、テトリスが得意な人でないと中々難しいようですね。
そのため家族構成によっては、食器などが入りきらない事があり、通常は2~3人分をまとめて洗える程の量になるとの事です。
「深型」のメリットについて
深型のメリットは「浅型に比べて食器を入れやすく一度に洗いやすい」です。
1.浅型に比べて食器を入れやすく一度に洗いやすい
深型の利点として、もっともわかりやすいのが「一度に洗える量が増える事」ですね。
単純ではありますが、全体的に容量がアップし、食器を入れやすくなるわけです。
若干の慣れは必要のようですが、浅型と比べて、お鍋やフライパンなどをまとめて洗いやすくなるのが、最大のメリットとなります。
「深型」のデメリットについて
デメリットは下記の2点となります。
1.家族構成によっては浅型で十分
2.オプション品になり浅型に比べて割高になる事が多い
1.家族構成によっては浅型で十分
浅型と深型、水道代や電気代などを比べて見ると「浅型の方が安く」なる事が多いようです(殆ど変わらないようですけどね)
そのため2~3人程の家族構成で、一度に洗う食器などの数が少な目ですと、深型にしなくても「浅型」で十分な事があるようです。
2.オプション品になり浅型に比べて割高になる事が多い
浅型は標準装備として付いてくる事が多いですが、深型となるとオプション扱いとなり、追加料金が発生する事が殆どです。
各メーカーごとに差はあれど、費用的には2~3万であったり、高価な物になると「10万円以上の追加費用」が掛かったりするようです。
我が家は深型を採用
我々夫婦が契約した、大阪の住宅メーカー「泉北ホーム」では、2021年の段階で、
「タカラスタンダードのGRANDIA(グランディア)とOFELA(オフェリア)」
国内外の一流メーカー5社から、6種類のシステムキッチンを選ぶ事が可能となっています。
「食器洗い乾燥機」は、上記全てのシステムキッチンで設置されてはいますが、「パナソニック(Panasonic)のLacucina(ラクシーナ)」以外は、「浅型」が標準装備でした。
我が家では、タカラスタンダードの「オフェリア」を採用し、オプション代として6万円程の費用が上乗せされましたが・・
それでも「深型」を採用しました。
施主ブログの方々や、百戦錬磨の主婦の方々の意見を見たり聞いたりしたのですが、熱烈に「深型」を押してもらったからです。
食器洗い乾燥機の設置方法
1.キッチン・台所をリフォームして「食器洗い乾燥機」を設置
システムキッチン本体に取り付ける「ビルトイン型食器洗い乾燥機」ですが、後から取り付けるとなると、中々簡単にはいかないですよね。
実家など、少々古めのお家のキッチンで、「食器洗い乾燥機」を設置するには、思い切ってリフォームしてしまうのも手です。
私の友人なんかも、実家のキッチンをリフォームして、最新のシステムキッチンへの変更と合わせて「食器洗い乾燥機」を導入したりしているようです。
ただいきなりリフォーム会社といっても、ピンとこない方も多いと思いますが、下記の「タウンライフリフォーム」で、お住まいの都道府県や市区町村、住まいのタイプを入力すれば・・
全国300社以上のリフォーム会社を、お住まいの地域ごとに選別出来るだけでなく、「リフォームプラン、見積もりを無料で作成してくれる」のです。
ひと昔前は、電話やら手紙などで資料請求したりしていましたが、便利な世の中になったものですね。
ぜひ活用してみてください!
2.据え置き型の食器洗い乾燥機を設置するのもアリ
新築戸建てやリフォームなどと比べて、圧倒的に導入が楽な「据え置き型の食器洗い乾燥機」を購入する事ですね。
工事不要で設置が容易な「タンク式食器洗い乾燥機」の人気が高まっているようです。
卓上型となるので、どうしても空間を圧迫してしまいますが、大きな工事が必要なく、例え故障してしまっても、買い替えが比較的容易です。
「食器洗い乾燥機」を設置しようか悩んでいる方は、取り合えず「据え置き型」を購入して、使い勝手を試してみるのも良いのではないでしょうか!
まとめ 深型のほうが人気だが総合的に考えて判断を
水道代や電気代などを考慮し、家族構成によっては「浅型で十分」な意見もあるようですが、上記でも書きましたが、ネット上で見ると「深型を採用」している方が多くて、人気のようですね。
「パナソニック製」や「三菱製」など、食洗機の性能の差があり、住宅メーカーによっても、標準装備の差もあると思います。
食洗い機の寿命は、一般的に「10年程」と言われているようですが、総合的に考えて「浅型」か「深型」、どちらが家庭にとってベストなのか、ぜひ考えてみてくださいね。
さてさて、ここまで読んで頂きありがとうございます!
また次回に~(^^)/